慶大・高橋佑樹投手(4年=川越東)が神宮大会史上初となる完全試合を逃した。

7回まで1人の走者も許さなかった。140キロ台前半の直球に、大きな縦割れのカーブ、スライダー、チェンジアップを交え、関大打線に的を絞らせなかった。

記録が途絶えたのは、6-0で迎えた8回先頭だった。野口にカウント0-2から投じた外寄り138キロを左前にライナーで運ばれた。

高橋佑はリーグ通算57試合、16勝4敗、防御率2・82。プロ志望届を提出したが、今秋ドラフトで指名漏れした。社会人で野球を続ける。