阪神小野泰己投手(25)が25日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2700万円から500万円減の年俸2200万円でサインした。

昨季はチーム2位の7勝を挙げた。ただ、ローテ定着が期待された今季は春先に右肘を痛めて出遅れ、先発登板なし。中継ぎで14試合に登板し、防御率2・31だった。「戦力として戦えなかったのが一番悔いの残るところ」とダウン評価を受け止めた。

復活をかける4年目に向け、オフの間も投球を継続する。この日も午前中に鳴尾浜球場で投球練習をしてから、スーツに着替えた。「シーズン中にあんまり投げていないので、来春のキャンプから投げられるように、しっかり投げていこうと思う。ケガなく1年間、戦力として貢献できる状態を保つのが目標です」と意気込みを新たにした。(金額は推定)