全速力のまま完走します! 阪神糸原健斗内野手は早くも3年連続全試合出場に照準を合わせた。

主将に就任した今季も足の負傷を抱えながらも143試合に出場。CS期間中には右大腿(だいたい)部後方の筋挫傷も負っていた。「膝もケガをしたし、ハムストリングもケガをした。まずはケガをしないこと。しっかりチームに貢献できるように、完走できるようにしたい」。チームリーダーとして責任感たっぷりに力を込めた。

来季も2年連続で主将を任される。矢野監督の信頼は厚い。「(主将として)見られている意識はあると思う。そういうのは姿勢に表れている。踏ん張る力というのは今年ついたと思う」と今季の働きぶりを評価した上で「来年もやってくれることでチームがいい方向に行くと思っている」と期待。15年ぶりのV奪回へ、1日たりとも休まない。