阪神が2日、大阪市内のホテルで今秋ドラフト指名8選手の新入団発表を行った。背番号15に決まったドラフト1位の創志学園・西純矢投手(18)は、将来の目標を「沢村賞」に設定。広島出身の鯉党は六甲おろしの1番を覚えて虎党に変身し、先発完投型の大投手を目指す。

<近年の主なドラフト1位選手入団会見>

◆12年藤浪晋太郎(大阪桐蔭)日本ハム入りが決定的な花巻東・大谷とのライバル対決に思いをはせた。「2人とも1軍に上がって活躍して、対戦する機会があれば、その時は思い切っていきたい」。

◆15年高山俊(明大)安打製造機マートンの背番号9を譲り受け「この番号が僕の数字になっていけば。早く1軍に定着し戦力になりたい」と落ち着き払っていた。

◆16年大山悠輔(白鴎大)質問で「金本監督とどちらがイケメンか」と問われ「自分の方が勝ってると思います!」と笑いを取った。その後「金本監督のような強い体を作りたい」と気合をみなぎらせた。

◆18年近本光司(大阪ガス)背番号5を受け継ぎ「思い出すのは新庄さん。歴代の先輩のように活躍したい」。さらに「新人王と盗塁王を目指す」と大活躍を予告した。