オリックス中川圭太内野手(23)が7日、「Osaka Metro一日駅長」として、大阪地下鉄長堀鶴見緑地線の京橋駅でイベント参加した。

初めて着る「駅長制服」には「普段着ることがないので新鮮。すごく貴重な機会」と笑顔を見せた。「金色が好きなので、いいですね」と制服の細かなポイントもチェックして、照れ笑いした。

トークショーでは「(来季は)三塁で勝負したい」と熱い思いを語った。「寒い中でも集まってくださった。来シーズンも応援してくださるファンに感謝の気持ちを持ってプレーしていきたい」。集まった約350人のファンにも感謝した。

プロ1年目の今季は111試合に出場して打率2割8分8厘、3本塁打、32打点、9盗塁を記録。得点圏打率は3割6分をマーク。その勝負強さから、4番も任された。守りでは50試合で外野、41試合でファースト、33試合でサードを守り、いずれも無失策。「守備は自信があるわけではなかった。無我夢中でした」と話すが、安定感を見せていた。「細かいミスはなくしていきたい。ピッチャーが打ち取った打球は確実にアウトにしていく必要がある」と三塁で挑む20年シーズンを見据えた。

新人年に学んだことは「怖さを捨てていかないと。積極的になんでもやっていかないといけない」。大きく、たくましく成長する。【真柴健】