日本野球機構(NPB)は16日、NPBアンパイア・スクール(ロッテ浦和)を報道陣に公開した。審判員養成、技術向上のため高校生から50代までの男女62人が受講。実技と座学で7日間、プロ野球の現役審判員らから指導を受ける。

最年少は作新学院(栃木)野球部マネジャーの黒鵜太陽さん(18)と星秀幸さん(18)。黒鵜さんは栃木の野球連盟で審判を務める父明さんに影響を受け、将来プロの審判員を志す。「NPBの岩下審判、青木審判の動画を見て研究しています。大学に通いながら勉強を続けたい」。星さんは進学後はプレーヤーとして野球を続ける予定で「選手と審判、どちらのレベルも上げたい」と意気込んだ。