四国IL・徳島は19日、同球団OBの谷田成吾氏(26)が同日付で取締役兼球団代表に就任すると発表した。

谷田氏は慶応高校から慶大に進み、東京6大学リーグ通算15本塁打を放った。強打の外野手として鳴らし、大学日本代表にも選ばれた。ただ、ドラフト指名はかなわず、16年からはJX-ENEOSでプレー。高校、大学に続き、社会人でも日本代表に選ばれた。18年に米球界挑戦を経て、徳島に入団。同年限りで現役を引退し、今年は都内で会社員として働いていた。

今年9月、徳島からオファーを受け「力になれることがあれば」と受諾を決意した。「球団代表として勉強していかないといけませんが、選手としてプレーした経験があるのは、他の代表の方にない強みだと思います。生かしていければ」と意気込みを語った。