阪神の新人合同自主トレが兵庫・西宮市内の鳴尾浜球場でスタートした8日、視察に訪れた矢野燿大監督(51)が新人8選手(育成を含む)にエールを送った。

三塁側ベンチ前で対面し、声をかけた。その訓示内容について「ずっと選手にも言ってきていますが、野球が仕事になると苦しくなったり、楽しくなくなったりする局面も多くなる。野球は失敗の多いスポーツでもある。だからこそ、楽しめることが大事。あとは夢と感動を与える選手になれるように、俺らも全力を尽くすし、みんなも頑張ろう」と明らかにした。ドラフト1位の創志学園・西純矢投手(18)らは指揮官の言葉に聞き入っていた。