ロッテ大谷智久投手(34)が12日、ZOZOマリンで契約を更改し、減額制限を大きく超える52%(4400万円)減の4000万円(金額は推定)で合意した。

10年目だった昨季は1軍登板が9月の中継ぎ2試合で、0勝2敗、防御率10・80の成績。55試合に登板した17年、45試合を投げた18年から大きく出場機会を減らした。

大幅減俸も「結果の世界なのでこういう金額になりましたけど、球団にはすごく感謝している。そこに関してはまったく問題はない。チャンスをもう1度いただけたので、しっかり頑張りたい」と納得してサインした。

チーム投手陣で最年長。実直に日々練習に取り組む姿勢は、若手の手本にもなる。「チームが目指している優勝の力になれるように、自分ができることを毎日コツコツとやる。11年目になりますけど、いつも通りの自分を出していきたい。若い選手や中堅選手が困った時にしっかり助けてあげられるような、チームとしてみんながいい方向を向けるように、コミュニケーションを取っていきたい」と話した。