巨人は15日、フィリピン・マニラ市内の日本人学校体育館で野球教室を行った。当初は13日を予定していたが、12日にマニラ近郊のタール火山が水蒸気爆発を起こし、噴煙を上げた影響で日本人学校は2日間休校。この日、ようやく実現した。

本来はマニラ日本人学校(MJS)に小学3年生まで通っていた矢貫俊之広報が母校の後輩たちを激励する予定だったが、14日に業務の都合で帰国。木村正太スコアラー、北篤ファン事業部員が代役を務めた。

木村スコアラーは夢を持つことの大切さを語り「小さい頃は消防士になりたかった。何かに憧れを持つというのは、すごいエネルギーを与えてくれるし、エネルギーが湧く。みんなも何か『憧れ、夢』を抱いてほしい」と熱弁した。

野球教室の最後には、矢貫広報がしたためたサイン入りユニホームを在校生に贈呈。わずかな時間ではあったが、濃密な時間を生徒たちと過ごした。