完全復活へ前進だ。阪神藤浪晋太郎投手(25)が9日、日本ハムとの練習試合(かりゆしボールパーク宜野座)で今季初先発。2回を無安打2四球無失点とほぼ完璧に抑えた。

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藤浪の今季初の実戦登板に、親交のあるカブスのダルビッシュ有投手(33)がリアルタイムで反応した。自身のツイッターに「藤浪くん157km/h! 俺はわかる。この時期のそのスピードの凄さを。。おじさんは今147km/hが精一杯です。」と投稿。初回に王柏融から三振を奪った直球が、スカイAの中継で157キロと表示されたことに驚いた様子だった。

その後もツイッターを更新。「藤浪くんには毎試合チームから『最低3個は四球を出さないといけない』みたいな逆の発想のノルマ出して欲しいなぁ。そのかわり最低8個は三振取れみたいな。もっと楽しく投げられそう。」「そのかわり2四球に抑えた時の罰則は厳しいです。さてその罰則とは?」。ユニークで斬新な指導理論を展開した。

2人は17年オフ、米テキサスで合同自主トレを行った間柄。今オフの「ドライブライン」参加も、ダルビッシュが専用のボールを使っていたことがきっかけだった。