インフルエンザA型と診断され療養中だった巨人坂本勇人内野手と沢村拓一投手(ともに31)が10日、復帰した。キャンプ休養日のこの日、宮崎総合運動公園内の木の花ドームで約1時間半、体を動かした。

坂本はランニング、ノック、ティー打撃などを行い「問題なく動けました」と軽快な動きを見せた。2カ月連続でインフルエンザに感染したことについては「自分自身が一番悔しいというか、やってきたことが少しマイナスになる。自分で何となくイメージしていた予定と変わってきますし、情けないと思います。でも起きてしまったことを悔やんでもしょうがないので、ここからどうするかが大事だと思う」と話した。

遠投や、フォームを確認しながらの立ち投げを行った沢村は「今日キャッチボールした感じだとブルペンにいつでも入れそうな感じです。しっかりブルペンに入ってどんどんアピールしていけたらなと思います」と力を込めた。