ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手(18=星稜)が3日、同校の卒業式に出席した。

野球部での活躍を認められ、理事長賞を受賞。「これからも、もっともっと活躍して、星稜出身の代表としてしっかり活躍できるように頑張っていきたい」と決意をあらたにした。年始以来となる地元石川に帰り、待ち望んでいた巨人同5位の山瀬慎之助捕手(18)ら同級生との再会を楽しんだ。「いつものようにわいわい楽しく、話しました。それが本当に楽しかったです」。

部活動が忙しかったためあまり学校行事には参加できなかったが、今では日常生活すべてが思い出だ。高校では、野球だけでなく人間としても鍛えられ「野球以外の部分でも皆さんの役に立てるように頑張っていきたい」という思いもある。これからはプロ野球選手としての人生が始まる。「たくさん活躍して、有名になりたいので、練習を一生懸命これから頑張っていきたい」と誓った。