西武松坂大輔投手が8日の広島とのオープン戦(マツダスタジアム)で今季2度目の実戦登板に臨む。

前回の2月25日韓国・斗山戦に続き先発の予定で「しっかりとイニングを投げられるように。自分の調整に集中したい」と話した。5日は高知から広島入りし、全体練習に合流して調整。高知では100球以上の投げ込みとシミュレーションゲームなどで登板に備えてきた。

開幕ローテを奪うためには結果も必要になる。経験値は群を抜いているが「立場的に結果を出さなければいけない。結果が一番ではないけど、結果も出さないと」と自らを鼓舞した。広島のドラフト1位、森下暢仁投手(22=明大)と投げ合う予定で「打席に立てるんだったら面白いけど、打席には立たないので」。新型コロナウイルスの影響で無観客試合となるが「野球をやらせてもらえるだけでありがたいと思ってやる」と話した。