2月に支配下選手登録されたオリックス漆原大晟投手が、好リリーフを見せた。同点の6回2死一、三塁でマウンドに上がり、2番山本泰寛内野手を遊ゴロに仕留めた。

「ランナーがいる場面でも冷静に投げられた。ストライク先行を心掛けて、思い切り腕を振れた」

この日の最速は151キロ。威力ある直球を武器に、救援陣の一角を担う。開幕1軍を視界にとらえる見事な「火消し」だった。