西武山川穂高内野手が広島とのオープン戦で#休校になった君たちへ「どすこいパフォーマンス」のおかわりを届けた。

6回2死、岡田の140キロ直球を強振。打った瞬間の一撃で1号をバックスクリーンにぶち当てた。中継用のテレビカメラの前で無人のスタンドに向かって「どすこ~い!」と雄たけびを上げた。続く8回にもD・ジョンソンの直球を左翼席後方の防球ネットまで到達する2打席連続の2号特大弾。再び「どすこ~い!」と両手を広げた。

予告通りのパフォーマンスだったが、物足りなさは否めない。「恥ずかしかったですね。やっぱりお客さんがいてこそのものだと思う。とにかく大きい声を出そうと」と胸の内を明かした。新型コロナウイルスで不安な日常が続くが「僕たちも感染するかしないか五分五分。ただ、最悪を最高に変えたい」とプロ選手としての使命をバットに込めた。オープン戦19打席目で2年連続本塁打キングの打棒がさく裂。辻発彦監督も「見事な本塁打。どう考えても、そりゃそうだろう」と開幕4番を明言した。