ソフトバンク育成の尾形崇斗投手(20)が、オープン戦ラスト登板を無失点で締めくくった。オープン戦初となる先発で4回を1安打無失点。

侍ジャパン4番の広島鈴木誠に対して第1打席でバットを折って中飛、第2打席は遊飛に打ち取る快投だった。最速は147キロをマーク。オープン戦5試合11イニングを投げて無失点で、支配選手下登録へ強烈アピールした。

尾形は「しっかりと要所を締めることが出来たと思います。走者を出してからも、落ち着いて自分の投球ができました。良い打者に対して真っすぐでしっかりと勝負できたし、抑えることが出来て自信になりました。長いイニングを投げたのは久々でしたが、結果にも内容にも満足しています。開幕に向けてこの調子を維持していきたいと思います」と球団を通じてコメントした。

◆尾形崇斗(おがた・しゅうと)1999年(平11)5月15日生まれ、宮城県出身。学法石川では1年からベンチ入りし、2年秋からエース。3年の夏は福島大会8強。17年育成ドラフト1位でソフトバンクに入団。181センチ、88キロ。右投げ左打ち。