西武松坂大輔投手が「中6日ローテ」で先発テストを受ける。本来なら開幕カードだった日本ハム3連戦3戦目となる22日に先発予定。前回、前々回の登板同様に、3試合連続で日曜に登板する。

西口投手コーチは「中6日でどれだけ投げられるか」と話し、80球から100球を予定。投げきることができれば、実戦4試合目にして最多となる球数。延期された開幕ローテ入りにまた前進する。

18日の練習では約100メートルの遠投を繰り返した。前回登板ではヤクルト打線を3回1安打に抑え、初の無失点投球。新魔球スプリット・チェンジアップを投げ込んだ。松坂は「自分に合う投げ方がどれなのか、1球1球試しながら投げている」と習得に努めている。

現時点でローテ当確はニール、高橋光、松本の3枠だけ。20日にはドラフト2位左腕・浜屋将太投手(21=三菱日立PS横浜)を初めて先発テストするなど、競争を促す同コーチは「先発3人は決まっている。3人以外は、しっかり結果を出してもらう」と、松坂も一緒に競わせていく。