#開幕を待つファンへ。新型コロナウイルスの影響で開幕延期となったプロ野球。もし予定通りに開幕を迎えていたら、各球団どんな先発ローテだったのか。担当記者が現状と今後のポイントを整理。期待をパンパンに膨らませ、球場で声をからす日を迎えたい!

開幕投手は西勇で変更はない。オープン戦は3試合、10イニングを投げて3勝0敗、防御率0・90。本来は中6日を続けて開幕を迎える予定だったが、13日オリックス戦を回避。トレーニング強度を上げるなど調整法を工夫して、未決定の開幕日に備える。

左腕筆頭格の高橋、昨季9勝の青柳、新外国人の右腕ガンケルも開幕ローテ入りが確実な情勢だ。高橋はキャンプ後の左肩のコンディションに配慮して、4日広島戦の登板を回避したが、10日の教育リーグ・ソフトバンク戦で4回2安打1失点、5奪三振と貫禄を示した。

現状で残された枠は2つ。当初は開幕カード、ヤクルト戦の先発に急浮上していた中田や、先発調整を開始した新助っ人スアレスが有力候補だったが、開幕延期で再考。秋山、藤浪、岩貞らも逆転ローテ入りがあり得る。【阪神担当・桝井聡】