楽天三木肇監督(42)が「カーテン」を敷いた。

19日、本拠地楽天生命パーク宮城での全体練習が一部非公開となった。春季キャンプを含め5度目。サインプレーの確認などに努め「時間があったらやろうと思っていたし、20日に開幕しても今日はやろうと思っていた」と明かした。

昨秋、今春のキャンプを通じ、実戦形式の練習に時間を割いてきた。練習、実戦、改善のサイクルを回し、オープン戦でも収穫と課題を得た。「選手もいろんなことを言ってくれるようになった。キャンプ当初はこちらがこうやっていこう、こうしたいといろんなことを求めてやっていく時間が多かった。だけど、やっていく中で『こういうのどうですか』『この時はこうなので、それならこうしてみようか』と選手、スタッフ間の会話、コミュニケーションがたくさん図れるようになった」と成長を実感している。

「質を高めていかないと、真剣勝負で相手がいる中でやるのは難しい。野球はそんなに簡単じゃない。プレーするのは選手なので、思い切って力を出せるような環境を作れるようにサポートしていきたい」とさらなるレベルアップを見据えた。