ソフトバンク東浜巨投手(29)が27日、母校の沖縄尚学にマスク1万枚を寄贈した。

依頼を受けたイベント会社側がこの日、同校を訪れ、寄贈式が行われた。東浜本人が学校を訪れる案も検討されたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から出席は見送られた。中国製マスクと同時に東浜からの手紙も渡され「少しでもお役に立ちたいと思い、マスクを寄贈させてもらいます。いろんな思いはあると思いますが、みなで笑い合える日を楽しみに前を向いて日々を過ごしていきましょう。一緒に乗り越えていきましょう!」とつづった。

東浜は沖縄・うるま市内にある母校の与勝中をはじめ、与勝高などに8000枚、慶良間諸島の渡名喜島の小中学校にも2000枚のマスクを寄贈。今後も別の業者を通じて、沖縄県やうるま市に2万枚を寄贈する予定という。

東浜は現在、福岡で自主練習中。17日にオンライン取材に応じ、看護師の母孝子さんや医療従事者への感謝を口にしつつ、沖縄での感染拡大を心配していた。