日本野球機構(NPB)が21日に予定される政府の専門家会議の分析を注視し、22日の12球団代表者会議で開幕日を協議する。

19日、井原敦事務局長は「政府専門家会議の見解、分析について、私どもの専門家チームの先生方からご意見をいただく。それによって、開幕日設定の判断につなげていく、もしくはもう少し状況を見ると前回と同じような結論になるかもしれない。あと自治体のご判断も重要なポイントになると思う」と話した。

政府の専門家会議で8つの都道府県の緊急事態宣言を解除できるか判断する見込みだが、東京、神奈川は依然、解除する際の目安を超えており、微妙な状況。現状では6月19日が最短開幕となるが、12球団代表者会議での開幕日の設定に対し、慎重に議論する。また新型コロナウイルスへの感染予防を目的としたガイドラインは22日までに大筋で完成し、各球団に配布していく。早ければ6月2日から始まる練習試合でも指針として使用される。