阪神は高橋の離脱で開幕ローテーションを大きく再編せざるを得ない。

3月20日開幕予定時は西勇、高橋、青柳の3人に確定ランプがともり、ガンケルも決定的だった。新加入の中田、スアレスに対する首脳陣の評価も高く、開幕カードは西勇、中田、青柳、2カード目は高橋、スアレス、ガンケルの並びが予想されていた。

だが今回、2~3番手にいた高橋が離脱。ガンケルの調子も上がらず、西勇、青柳以外の4枠を巡る争いは混沌(こんとん)としてきた。この日の紅白戦で好投したスアレスの評価がさらに上昇。一方で中田は3月の実戦で不安定な投球を続けており、秋山、飯田、岩貞も有力候補となる。

週頭を任す予定だった高橋が不在となり、開幕西勇以降の並びは流動的。外国人枠を4から5に拡大する案も検討されており、実現すれば助っ人勢の起用法に変化が出る可能性もある。