オリックス中川圭太内野手(24)が、1軍復帰を果たした。19日のシーズン開幕に間に合った。

中川は、4日の練習試合ソフトバンク戦(京セラドーム大阪)で、5回に死球を受けて途中交代。その後に大阪市内の病院で受診し、右手人さし指の打撲及び指先の裂傷と診断されていた。

CT検査などを行い、骨などに異常はなかったが、西村監督は「送球が厳しいところがある。投げるところを下(2軍)でなおす」と説明し、6日からは大阪・舞洲の球団施設で練習を行っていた。

早期復帰を目指した中川は、10日2軍戦で「3番DH」として出場。2打数2安打と格の違いを見せつけた。12日阪神戦の早出練習では、ドラフト5位の勝俣らと三塁でノックを受けるなど、一塁への送球も行った。