日本ハム先発の杉浦稔大投手(28)が4回無失点でマウンドを降りた。

中田、大田の1発で2点の援護を受け迎えた4回、この日最大のピンチにも顔色ひとつ変えずに乗り切った。

先頭の中村から2者連続安打と死球で無死満塁のピンチを招いたが、踏ん張った。金子を遊飛とすると、続くスパンジェンバーグ、源田をともに内角低めへの変化球で空振り三振に封じた。

今季初登板の試合は4回打者20人に96球、4安打5奪三振という内容。降板後「ランナーを出して、かなり苦しいピッチングになりましたが、どんな抑え方でもいいからチームの勝ちを消さないよう必死に1球1球投げました。内容的に良いところはなく、とりあえずリードした状態を保てたことが唯一の救いです」とコメントした。