日本ハムのドラフト1位河野竜生投手(22)のプロ初勝利はお預けとなった。 楽天打線相手に好投を続けていたが、勝利投手の権利がかかった5回につかまった。

2死一、三塁から鈴木大に中前適時打を打たれ1点を失うと、続く浅村に外角への速球を右翼スタンドへと運ばれる3ランを浴び、この回一挙に4失点。勝負どころで踏ん張りきれず、プロ初登板初先発で白星をゲットとはならなかった。 

5回86球4安打4失点となったデビュー戦。降板後「プロ初登板のマウンドでしたが、緊張はありませんでした。序盤、フォアボールが重なり、うまくリズムを作ることができませんでしたが、ゼロで抑えることができたことは良かったです。初回から飛ばしていたことで疲れもありましたが、5回あとひとつという場面で、粘れる力がなかったのが反省材料です。まだ試合は終わってないので、逆転を信じて応援したいです」とコメントした。