阪神先発のオネルキ・ガルシア投手(30)が、6回6安打4失点で降板した。エスコバーに2ランを浴びた直後の6回に味方が同点に追いつき、黒星は消えた。

初回先頭の坂口から連打を浴びいきなり2点を失うも、そこから立て直した。走者を出しながらも5回まで無失点。その直後、5回裏の攻撃でガルシアにひやりとするアクシデントが起きた。

先頭で打席に立つと、意表を突くセーフティーバントを三塁前に転がした。一塁へ全力疾走で駆け抜けて内野安打としたが、直後に顔をゆがめ、左足を痛がるそぶりをみせた。慌てて矢野監督や福原投手コーチが駆けつけたが、ガルシアは交代せず、そのまま一塁走者として残った。

雨脚が強まり32分間中断となったが、6回もマウンドへ。テンポ良く2アウトを奪ったが、山崎に四球を出すと、エスコバーに対して1ボールからボークを宣告された。直後2死二塁から、高めに浮いたツーシームをとらえられ、左中間への2ランを許した。

続く6回の攻撃で代打を送られ降板。味方が一気に3点差を追いつき、ベンチのガルシアは拍手を送っていた。