新型コロナウイルス感染拡大のため、東京6大学野球で唯一、全体練習を行えていなかった東大が20日、都内の東大球場で活動を再開した。

大学の方針で構内での活動が禁止。選手は河川敷などで自主練習を続けていた。だが、8月10日から公式戦(春季リーグ戦)が控えていることを考慮され、他のいくつかの部とともに、感染予防を徹底した上での活動再開が認められた。

人数を制限し、10人ずつ4グループに分かれ約2時間、体を動かした。笠原健吾主将(4年=湘南)は「リーグ戦まで短い期間ですが、しっかり準備して臨みます」と決意表明した。