中日の大野雄大投手(31)が7月31日、出場選手登録が7年となり、国内FA権取得の条件を満たした。大野雄は「大きなけがなくやってこれて10年目に取得ということで、いつも体のコンディションを整えてくれる球団のトレーナーさんに感謝したいです」と感想を話した。注目の権利行使の有無については「先のことについてはまだ考えていないです。とにかくシーズンに集中したいと思います」とした。

大野雄は昨年、最優秀防御率のタイトルを獲得。今季は開幕投手を務めたが6試合に登板してまだ自身の勝ち星がなく、31日のヤクルト戦で7度目の先発マウンドに立つ予定。

加藤球団代表の話 球団としては必要な戦力と考えており、残って欲しいと思っている。昨年の契約更改の時にも気持ちは伝えてある。その時は複数年契約を提示したが、本人の単年で勝負したいという強い意志があったのでそれを受け入れた。こちらの気持ちは分かってくれていると思う。