ヤクルトの先発高梨裕稔投手(29)が、6回2/3を被安打8の2失点で降板した。ヤクルト加入後、最多となる116球を投じた。高津監督は「ピシャッとはいかなかったけど、よく苦しい場面でも粘ることができていた。最後はちょっと残念だったけど、休養十分で、ここにしっかり合わせてきたというピッチングだった」と評価した。

毎回、安打を許しながらも、西田とのバッテリーでカーブを効果的に使い、緩急をつけた投球で広島打線を打ち取った。

7回1死一、二塁で代打ピレラをフルカウントから力のある内角の直球144キロで捕邪飛に打ち取ったところで降板。交代のタイミングについて、指揮官は「その前に変えようかなと思ったが、カウントが悪くなって結局打ち取ったんだけど。タイミングかなと思って変えました」と振り返った。

その後、2番手マクガフが長野に1号3ランを許し、2勝目はならなかった。