中日大野雄大投手(31)が巨人打線を10奪三振1失点に抑え、球団初となる3戦連続完投勝利&2ケタ奪三振を達成した。

▼大野雄が10奪三振の完投勝ちで3勝目。これで大野雄は7月31日ヤクルト戦から3試合連続で2桁奪三振の完投勝利。中日で3試合連続完投勝ちは06年佐藤充以来となるが、2桁奪三振を3試合続けたのは球団史上初めてだ。また、3試合以上続けて「完投勝利&2桁奪三振」をマークしたのは、94年紀藤(広島)以来5人目で、左投手では71年江夏(阪神)に次いで49年ぶり2人目。シーズン初勝利から3試合続けたのは史上初のケースとなった。次回の登板で90年野茂(近鉄)がマークした4試合連続のプロ野球記録に挑む。

▼大野雄は最近2度の登板が巨人戦で、巨人を相手に2試合連続で「完投勝利&2桁奪三振」は、99年5月27日、7月30日の佐々岡(広島)以来。球団では94年4月21日、5月8日の今中以来26年ぶり。