15日に昇格した楽天森原康平投手(29)が7月28日ロッテ戦以来のマウンドに上がり、2回1失点とした。

6点を追う4回から3番手で登板。西武先頭の源田を一ゴロ、外崎を左飛に打ち取ったが、山川にフルカウントから外角149キロ直球を右翼席へ運ばれた。続く栗山に三塁内野安打、メヒアに四球、森に左前打を許したが、2死満塁からスパンジェンバーグを見逃し三振に抑えた。

1点を返した直後の5回も続投。金子、鈴木、源田と3者凡退に抑えた。35球を投げ3安打1四球1三振1失点。最速は149キロ。

守護神を務め開幕から9試合連続無失点と好スタートを切ったが、7月22日オリックス戦で2/3回6失点で初黒星。25日同戦、28日ロッテ戦でともに3失点し、29日に登録を抹消されていた。

三木監督は「何球かいいストレートもあった。ゲーム展開もあったが、いろんな思いで上がったと思う。練習でも状態を上げていかないといけないし、試合の中でもいろんなことを進めていかなきゃダメだと思う。今日マウンドで放ったことで本人もいろんなことを感じていると思うので、しっかり進めてもらいたい」と話した。

森原は「あの展開で点を取られたのはよくなかったです。やるしかないです」と振り返った。