虎党に幸せ届けてや！　阪神ジェリー・サンズ外野手（32）が18日からの巨人3連戦でも新パフォーマンスをさく裂する。

開幕3連敗以来となる敵地での「伝統の一戦」前に、サンズが本塁打後、ベンチ前で両手をひらひらさせてエアハイタッチする「ハッピーハンズ」のイラストが完成。自ら命名したパフォーマンスはSNSでも話題で、商品化が進められている。首位巨人とは5・5ゲーム差。猛追にはS砲の幸せのアーチが欲しい！

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ひとたびアーチを描けば、S砲の“幸せの手”が舞い踊る。自軍ベンチ前で、小走りしながら手をひらひらさせるエアハイタッチ。7月28日のヤクルト戦（神宮）で来日初の満塁弾から始まった特殊な？　パフォーマンスは話題になっていた。このほどそのイラストが完成し、サンズは「幸せの手」という意味合いで自ら「ハッピーハンズ」と命名したと明かした。

サンズ　ダグアウトに戻った時に、ハイタッチを1人1人に対してではなく、1度で終わらせたいと思っていたのがこのパフォーマンスの始まりなんだ。

宿敵との一戦でも幸せを運ぶ。18日に先発する巨人菅野に対し、サンズは4日にスライダーを捉えて7号2ランをお見舞い。今季は野手で唯一菅野から打点を挙げている（西勇も1本塁打2打点）。相手エースは開幕から7連勝中、2度の完封など防御率1・75と波に乗るが、S砲の脳裏にある残像は攻略の糸口になるはずだ。

球団は「ハッピーハンズ」の応援グッズを25日中日戦（甲子園）から発売すべく急ピッチで準備を進めている。すでに発売中のネームタオルは近本、梅野、ボーアらとともに売り上げ上位ベスト5に入る人気ぶりだ。営業担当者は「（パフォーマンスの）ネーミングが決まれば商品化したいと思っていました。少しでも早くファンのみなさまにグッズとしてお届けできるように準備してまいります」コメント。イラストが入ったタオルなどが候補に挙がっている。

サンズ　「ハッピーハンズ」という名前でみなさんに知ってもらえる機会ができてうれしいね。目が似てるなと思うし、すごく気に入っているよ！　どんなグッズを作ってくれるのかすごく楽しみだね。

アーチを量産し、虎党にたくさんのハッピーを届けていく。【只松憲】