右肘の不調で2軍調整が続いていた阪神桑原謙太朗投手が、今季初登板で好救援した。

1点ビハインドの6回1死一塁で3番堂林からの中軸を迎えた場面で登場。堂林を三邪飛に仕留めると、2死二塁で鈴木誠を外角低めのスライダーで空振り三振に斬った。「久しぶりの登板でしたが、ランナーのいる場面で使っていただき、抑えることができて良かった。少しは期待に応えられたかなと思います」。1軍マウンドは昨年4月19日の巨人戦(甲子園)以来513日ぶり。セットアッパーとして17年に67試合、18年に62試合登板したが昨年は7試合止まり。リリーフ事情が苦しい中、頼もしい右腕が帰ってきた。