阪神近本光司外野手(25)が、巨人のエース菅野から2打席連続の勝ち越し本塁打を放った。1試合2発はプロ入り後初めて。

また、菅野から2打席連発を放ったのは、これまで16年7月28日、広島田中広の1度のみ。阪神選手が菅野から1試合2発を放ったのは初となった。

2-2の5回1死、菅野の真ん中に入ったスライダーをとらえた。打球は右翼スタンドへ一直線。「前の打席と同じように、コンパクトにスイングすることを強く意識して打席に入りました。(高橋)遥人も頑張っていますし、同点に追いつかれた直後だったので、早く勝ち越すことができて良かったです」。1-1に追いつかれた直後の3回2死でも、高めに入った150キロ直球を振り切り右翼へ特大のソロ本塁打を放っており、2打席連続で大きな勝ち越しの1発となった。

近本は初回にも先制につながる右前打を放っており、これで今季8度目の猛打賞となった。