元阪神で、四国IL・香川から6日に加入したヤクルト歳内宏明投手(27)がNPB復帰後、初先発。5回を8安打2四球1奪三振2失点で勝敗は付かず、15年9月以来の白星はならなかった。

4回まで毎回安打されながらも要所を締め、無失点で踏ん張った。しかし1点を先取した直後の5回、1死から3連打されて同点、犠飛で一時勝ち越しを許した。

「緊張はしましたが、今、出せる最大限の力を出すことを考えて必死で投げました。何度かピンチの場面もありましたが、味方の守備にも助けてもらい、リズム良く投げることができました。4回の村上の本塁打で先制してもらった直後に失点を許してしまい、本当に悔しい気持ちですが、まずは投げられたことに正直ほっとしています。そして、またこのNPBのマウンドで投げさせてもらって、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と振り返った。