ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手の献身的な思いが決勝打につながった。

両チーム無得点で迎えた9回無死一、二塁。グラシアルは自ら送りバントを試みたが、2度失敗し追い込まれた。ヒッティングに切り替えると、鋭い打球で右前へ勝ち越し打。相手失策も絡み2点の先制点をもたらした。投手戦にけりをつけ「両投手が好投していたし、あのチャンスで援護できて良かったです」とクールに話した。