巨人が、阿部慎之助ヘッドコーチ代行の1軍最終戦を白星で飾り、優勝マジック21とした。

先発サンチェスは7回3失点で6勝目を挙げ、原辰徳監督は「足を引っ張ったケースもあったけどね、守備が。それでもよく頑張って、粘りが出てきましたね」と評した。

打線は1回に丸、3回に坂本、4回に吉川尚とチャンスで効果的に追加点を挙げた。「チャンスはことごとくものにした。昨日とはえらい違い」と、10残塁で1点止まりだった前日との差を勝利につなげた。

虫垂炎の手術のため9月16日に離脱した元木大介ヘッドコーチは2日の阪神戦から復帰する。

原監督は「順調にヘッドも回復しているようですし。(阿部2軍監督は)思ったよりも長く代行でやってくれて、非常に何て言うか、彼の良さというか、非常にストレートに野球、プレーヤー、チームに、けれん味のない言葉というのは私も含めて、コーチの人たちも選手も非常に新しい、何て言うかな、風がパーと吹いたというか。いい影響を与えてくれたと思いますね。元のサヤに戻ると言うことですね」と感謝した。