先発した仙台大2年生左腕・長久保滉成投手(弘前学院聖愛)が、8安打2失点11奪三振で完投勝ち。大学で会得した小さなテークバックから、130キロ台の直球と変化球のコンビネーションで相手打線を翻弄(ほんろう)した。

「今のフォームが投げやすかった。結果的に球の出どころが、見えにくくなったと思う」と、幻惑投球で勝ち星を積み重ねていく。