ソフトバンク東浜巨投手が、得意のハム料理で6勝目を手にした。「相手の投手(有原)もいいので1点差になると思っていた」。

登板前からの想定通り、立ち上がりから慎重かつ大胆にハム打線に対峙。1、2回こそ走者を出したものの、7回まで3安打無失点投球。7回は、中田、渡辺、大田を3者連続三振に仕留めた。

9月は負けなしの3連勝。月が替わっても好調はキープした。自身の連勝も4に伸ばし、対日本ハムも通算5連勝で勢いに乗ってきた。もちろん、白星を手にしても反省は忘れない。8回2死から代打・王柏融に2号ソロを浴び、7回2/3、1失点で降板。「9回まで投げたいと思っていたところで、ホームラン。まだまだかなと。でも、これからも1イニングでも長く投げたい気持ちは変わらない」。正念場のV戦線、背番号「16」がさらなる好投を誓った。