中日は7日、奈良県生駒市の近大グラウンドで、阪神、巨人などがドラフト1位候補に挙げる佐藤輝明内野手(4年=仁川学院)と面談を行った。

担当の山本将道アマスカウトチーフ補佐が、約10分ほど面談した。「12球団どこでも喜んで行かせていただきますと話していた。好青年。野手では一番の評価をさせてもらっている。(昨年ドラフト1位の)石川(昂)にライバルも必要」と伝えた。佐藤も「石川選手は似ているタイプ、長距離だと思う」と話した。

これまで中日は野手では佐藤、投手ではトヨタ自動車・栗林良吏投手(24=名城大)を1位候補にリストアップしていた。前日6日に中京大中京・高橋宏斗投手(3年)がプロ志望届を提出すると表明。中日は13日に編成会議を行うが、地元の154キロ右腕を1位指名することが濃厚となっている。