阪神の守護神ロベルト・スアレス投手(29)が17年ドリスに並ぶ、球団最速タイの161キロを計測した。

4-3の9回に登板すると、先頭の梶谷を三ゴロ。続くソトに3球連続で160キロの直球を投げ込むと、4球目に161キロを計測。球場は大きなどよめきに包まれた。その後ソトを中飛に打ち取り、最後はオースティンを146キロスプリットで空振り三振。危なげない投球で最後を締めた。

これで節目の20セーブ目となり、リーグトップをひた走る。お立ち台ではタイトルについて問われると「もちろんチャンスがあると思うんですけど、できるだけ考えないように意識しています。言われたところで投げるだけ。力強く終盤を迎えるために、これからも準備していきたいと思います」と謙虚な受け答え。フル回転の助っ人に、球場のファンは大きな拍手で応えた。