左打者を並べた広島が巨人菅野智之投手から4回までに4点を奪った。

今季開幕から負けなしの13連勝の菅野に対し、先発野手8人のうち、左打者を6人並べた。試合前まで菅野の被打率は右打者に1割7分5厘、左打者に2割3厘だった。

2回、先頭の松山が右翼線への二塁打で出塁すると、西川も右前打で続いた。無死一、三塁から坂倉の併殺打の間に三塁走者が生還。左打者3人で菅野から先制に成功した。

さらに4回は先頭の田中広の右前打から無死一、二塁とし、松山の中前適時打、菊池涼の適時三塁などで3点を追加した。菅野から2打席連続安打が適時打となった松山は「ボール気味だったけど、積極的に打ちにいきました。(先発)九里も頑張っているので点に繋がって良かったです」と振り返った。