ロッテ井上晴哉内野手(31)が同点の9回にサヨナラ二塁打を放った。コロナ禍で主力が10人以上離脱するチームを連敗から救った。

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ロッテ井口資仁監督(45)は、苦しむ主軸の活躍に言葉を弾ませた。

「(中村)奨吾、(福田)秀平、(井上)晴哉、マーティンですね。このへんのレギュラーを張ってる選手が打たないと、いくら若い選手が頑張っても勝てないと思うので。晴哉はその前の凡打もありましたし、そういう意味での涙だったんじゃないですかね。でも、そんな一喜一憂してる場合じゃなくて、最後まで我々は突っ走らなきゃいけないので。今の状態がどうこうじゃなくて、やってきたことを全て打席で出すだけなので。そういう気持ちでやっていかないと、浮き沈みしてるようじゃ最後まで戦い抜けないので、なんとか全員であと22試合しっかり戦いたいと思います」と、一気に熱い思いを口にした。