阪神ドラフト2位の井上広大外野手(19)がプロ初の1軍昇格日に「7番・右翼」でスタメン出場し、球団では68年の川藤以来52年ぶりとなる高卒新人野手のデビュー戦先発出場を果たしたが、3打数無安打2三振だった。

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履正社・岡田龍生監督(井上のデビュー戦をテレビ観戦)「1軍に上がると午前中に電話があったので、『頑張れよ』と伝えました。1年目から出るとは思ってませんでした。今日はあまり対応できていなかった。直球は1球だけで、徹底してアウトコースに投げられていましたね。でも振っていっていることは次につながる。見て追い込まれるよりも内容は悪くないと思います。あとは打ち方の問題。もっとセンター方向を意識したらなあと思いました。行き当たりばったりにならず、経験したことを生かしてほしい。(将来的には)ホームラン王を獲れる長距離ヒッターになって欲しいですね」