ソフトバンクが優勝マジック2で迎えた2位ロッテとの直接対決を制し3年ぶりのリーグ優勝を地元で飾った、テレビ西日本で27日に放送された「ソフトバンク-ロッテ」の放送が午後7時から120分間が24・4%、同9時から69分間が27・4%(北部九州地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。

ソフトバンクはパ・リーグ19度目、1リーグ制時代を含め21度目の優勝。球団の福岡移転後、ダイエー3度で、ソフトバンクで6度目となった。

試合は5回に中村晃の犠飛でソフトバンクが先制。6回には、甲斐が10号2ランを放ち追加点。8回には甲斐の二塁打と捕逸で2点を追加。9回に1点を返されるが、逃げ切り勝利した。ロッテは投手陣が踏ん張れず敗れた。

ソフトバンク優勝の喜びでも異例の光景が見られた。監督の胴上げは行われなかった。ベンチから飛び出した選手らがタッチを行った後、マウンドを中心に大きな輪を作った。金色のテープが舞い、王会長、孫オーナー、工藤監督らも加わりスタンドの観客らとともに万歳三唱を行った。