プロ11年目のロッテ清田育宏外野手(34)が、プロ野球史上13人目となる「全打順本塁打」をマークした。

初回2死一塁、楽天滝中の142キロ直球を、高々と左翼席へ運んだ。自身通算57本目となる本塁打は、4番打者としては初の本塁打になった。安田の不調もあり、31日の楽天戦に続いて4番を任された。試合中には広報を通じて「次も頑張ります。とにかく勝ちたい」とコメントを寄せた。

試合は延長戦の末、引き分けで終わったが、この10試合で本塁打3本、二塁打3本と、湿りがちな打線で頼れる存在になっている。