巨人は19日、直江大輔投手(20)と山下航汰外野手(20)に自由契約を通知したと発表した。ともに育成選手として再契約する方針。

高卒2年目の直江は今季3試合に先発。プロ初勝利はならなかったが、一時は先発ローテーションの一角を担った。その後は腰痛で離脱し、10月に手術を受けてリハビリ中。昨季イースタン・リーグ首位打者の山下は、開幕1軍候補に挙がりながら5月に右手有鉤(ゆうこう)骨折で離脱。

ともに故障を抱え、現在はリハビリ中の2人が、育成選手から再出発する見通しになった。

巨人が支配下選手から育成選手として再契約を打診するのは鍬原拓也投手、堀田賢慎投手、高木京介投手を含め、5人目となる。

巨人は今季、育成選手10人を含む、計16人に来季の契約を結ばない方針を通知している。