みやざきフェニックス・リーグに合流したオリックス頓宮裕真捕手が、8点差を逆転するとどめのサヨナラ3ランを放った。

「1発が出たらサヨナラだと分かっていた。(カウント3-0で)低めに来るだろうと思って、しっかり狙っていきました」。3-11の9回。2点差まで追い上げなお1死一、二塁で4球目を振り抜き、左中間席へ運んだ。「(感触は)良かったです。アピールはできましたけど、次は守備をアピールしないといけない」。視察した中嶋監督も「最後まで諦めないのがいいね。追いつくだけじゃなく(本塁打で)一気に追い越したのが。(頓宮は)順調にきたら、面白い存在」と評価した。

今季は若月、伏見が主に先発マスクを被った。攻守でスキルアップし、正捕手争いに食い込んでみせる。