楽天が新外国人としてアダム・コンリー投手(30=前マーリンズ)を獲得することが28日、濃厚となった。

石井一久GM兼任監督(47)は「どこかで合意できるタイミングがあればディクソンに対してもそうですけど、発表できるんじゃないかなと思う。11月中に、もし発表できれば、という段階にはある」と獲得調査を進めていたブランドン・ディクソン内野手(28=タイガース)とともに、交渉が最終段階を迎えていることを明かした。

コンリーは身長190センチ、体重94キロの左腕。11年ドラフト2巡目でマーリンズに入団。15年にメジャーデビューし17年までイチローとチームメートだった。メジャー通算174試合に登板し25勝30敗5セーブ、防御率4・82を記録。16、17年には主に先発で8勝をマーク。18年から救援に回り、19年は60試合に登板。速球の平均球速は95・4マイル(約153・5キロ)を計測した。変化球はチェンジアップを軸にスライダー、カーブも駆使する。

今季はコロナ禍でマイナーリーグが中止となったため、登板機会はなかった。